タクシーもキャッシュレス化が進む
タクシーもキャッシュレス化が進む
お会計時に現金で支払うのではなく、電子マネーやクレジットカードなどを使って支払う
「キャッシュレス決済」。
現在は飲食店やコンビニ、百貨店など、ほとんどのお店でキャッシュレス決済が
できるようになってきましたが、実はタクシーでもキャッシュレス決済が導入されています。
今回はタクシーのキャッシュレス決済事情についてお話します。
タクシーでもキャッシュレス決済が増えはじめました
きっかけは2019年10月に行われた消費税の増税です。
それに伴い、キャッシュレス決済で支払う人に対して、決済額に応じて5%や2%のポイント還元を
行う制度が現在実施されています(実施期間は2020年6月30日まで)。
この制度は、キャッシュレス決済を導入する中小・小規模事業者に対しても
端末導入や決済手数料を支援する制度ですので、これをきっかけにタクシー用
キャッシュレス決済端末機を導入するタクシー会社も出てきたのです。
乗客の支払手段は増えたけれども…
キャッシュレス決済という支払い手段が増えたことは、
タクシーを利用するお客さんにとってはとても喜ばしいことです。
「用事に遅れる!」と慌ててタクシーをつかまえ、無事に走り出したのもつかの間、
手持ちのお金が万札しかなくお金を崩すことになり小銭が増えてしまった…。
キャッシュレス決済が導入されているタクシーなら、電子マネーやクレジット、QRコードなど、
様々な手段で支払いができるので、こうした面倒事もなくなります。
もちろん、タクシー運転手の方にとっても、
「お釣りの計算や小銭の手渡しが必要なくなり過不足金が発生しづらくなる」
というメリットもあります。ただ、お客さんとのやり取りが減る分、コミュニケーションの機会も
少なくなりますので、少し寂しさを感じる運転手の方もいらっしゃるようです。
目的地に到着して降りるときには、「ありがとう!」と声をかけて、
お互いに気持ちよく過ごせたら良いですよね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。