ムンバイのデザインタクシー

ムンバイのデザインタクシー

最近、日本でも車内を装飾している広告タクシーが増えてきています。

今回は国を越えて、インドのアートプロジェクト
「Taxi Fabric」について紹介したいと思います。

Taxi Fabricとは

気づき

このプロジェクトは、インド人のデザイナーのサンケット・アブラニさんという方が、
インドのタクシーをポップにしたら面白いのではないか?と思いつき、
2015年にムンバイを拠点に始めたアートプロジェクトだそうです。

インド在中の様々なデザイナーがデザインしたアート作品が、タクシーの中の装飾に施してあります。
クラウドファンディングで資金を募り活動しており、若いデザイナーや
知名度の低いデザイナーの活動を広げるという目的もあるそうです。

デザイナーはもちろんですが、運転するタクシーの運転手からも「タクシーで乗客との話題が増えた」と
絶賛されているらしく、ドライバー側からTaxi Fabricの方に
「自分のタクシーにもデザインしてほしい」という連絡も来るそう。

デザインは多種多様ですが、色使いが鮮やかで派手なものが多い印象です。

見てるととてもワクワクしてきます。

また、イギリスの有名なアーティストCold PlayのMVにもこのデザインタクシーが使われています。

アート色の強いデザインですが、インドの街とうまく調和していて、とても素敵なタクシーですね。

日本でもデザイナー・アーティストを支援するためというわけではありませんが、
タクシーの外も中も全て装飾するような「ジャック広告」というものが流行っています。

街を走っていても目立つし、乗ったら異空間にいるような気持ちになり
とにかくインパクト大の、話題性抜群の広告です。

最後に

キャリーバッグの画像

今回はムンバイのデザインタクシーについてご紹介しましたが、
世の中にはまだまだタクシーを使った面白い活動をしている方が多くいるかと思います。

今、コロナウイルスによって少し暗い気持ちになっている方が多くいらっしゃるかと思いますが、
こんな時だからこそ、心踊る話題を見つけて、少しでも気持ちを明るくしていければと思います。

また、世の中の面白いタクシーの話題を見つけたら、ご紹介したいと思います!