タクシーの運賃制度について
タクシーの運賃制度について
皆さんこんにちは。
皆さんはタクシーを利用する時、どのようなことが気になりますか?
乗り心地や車種などが気になる要素はたくさんありますが、
やはり多くの方が気になるのは「運賃」ではないでしょうか。
今回はタクシー運賃について、お話をしていこうと思います。
タクシーの運賃制度
タクシーの運賃制度は主に3種類あり、
時間距離併用制運賃、時間制運賃、定額運賃となります。
それぞれどのような運賃制度なのでしょうか。
時間距離併用制運賃
これは普段皆さんがタクシーを利用する際に、一番馴染みのある運賃制度でしょう。
この運賃制度では、通常走行時は距離に応じて料金を計算し、速度が10km/h以下になると
時間に応じて料金を計算します。信号待ちや渋滞時など、車両が動いていない時にも
料金が加算されるのはこのためです。
時間制運賃
この運賃制度では、1時間○○円のように時間に応じて計算される料金形態です。
観光地の周遊や、冠婚葬祭等で適用されることが多い料金形態で、通常この運賃制度を適用する場合は、
事前に申込が必要なことが多いので注意が必要です。
定額運賃
これは、特定の空港、鉄道駅、大型施設等と一定の地域間を事前に定額を定めている運賃制度です。
東京都内であれば、羽田空港、成田空港までの移動に定額運賃が利用できます。
荷物が多い場合や、複数人で利用する場合などは便利な制度となります。
最後に
新しい運賃形態
上記に紹介した運賃制度の他に、自宅~職場間など、
事前に指定した乗車地と降車地間で、回数券や定期券を発行し割安にタクシーを利用できる運賃制度が新たに開始される計画があります。
既に福岡県や北海道などで実証実験を行っており、早ければ2020年秋ごろにサービスが始まる見通しです。
タクシーは目的地前まで移動できる便利な乗り物ですが、他交通機関と比べ高いというデメリットもありました。
新しい運賃形態によって、これからより使いやすく身近な乗り物になっていくかもしれませんね。