タクシー広告の今 コロナ禍
タクシー広告の今 コロナ禍
こんにちは、営業担当の末竹です。
家の観葉植物の植え替えを暑くなる前にやりたかったのに
気づいたらもう7月になっていました。
今年はなんだか早くないですか?
外出自粛時期などもあって、時間の感覚がいつもと違う感じがします。
前置きと全然関係ないですが、今回は実績紹介をお休みして、
おそらく皆さんが気になっている
「新型コロナウイルス感染症のせいで、タクシーの乗客は減りまくってるんじゃないの?」
という疑問にお答えします。
はじめに
まず、今のタクシーの状況を見るにあたっての基準は
いくつか考えられます。
当社は多くのタクシー会社と提携させていただいており
直接お話を聞く機会が多いことに加えて、
設置しているタブレットから数値を計測することも可能です。
今回はタブレットによる輸送実績(≒乗客数)のデータをご紹介します。
タクシーの「乗客数」
先に結論をお伝えすると、
4月あたりでは見たことがない数字まで下がりましたが
5月の最終週から回復しました。
東京23区で当社が設置しているタクシー車内タブレットによる
輸送回数データの通常時比がこちらです。
2020年4月 :約44%
2020/5/ 4週:約34%
2020/5/11週:約40%
2020/5/18週:約40%
2020/5/25週:約76%
2020/6/ 1週:約86%
2020/6/ 8週:約93%
2020/6/15週:約92%
2020/6/22週:約93%
※通常時数値はiScene想定表示回数と2020年1月後半~2月前半平均値を参考に設定
そもそも新型コロナウイルスの話がニュースで取り上げられ
人々の外出が減り始めたのが今年2月後半ごろです。
3月は条件が違うため算出できないのですが、
ヒアリングによると4月と同じくらいだったのではないかということです。
6月に入ってから、特に改善しましたね。
ただし、他社の調査(広告の表示回数を軸にしたデータ)では
5月 通常時比 約26%
6月 通常時比 約50%
とするところもあり、
調査対象となるタクシー会社・グループの方針によって差はあるものと思われます。
今後はどうなる?
状況が改善していることは、おおむねお分かりいただけたと思います。
しかしながら、まだまだテレワークなども多いですし
“今までの日常”とは程遠く
いまだ交通広告・屋外広告にとっては逆境が続いています。
おそらく、感染者の推移などによって
タクシーの乗客が前後する日々がしばらく続くのではないでしょうか。
それに、休業していたタクシーが再開して
つまり稼働率が上がってくることによって
1台あたりの輸送実績・売上が下がる可能性や、
感染者の推移などによって状況が変わる可能性だって考えられますよね。
当社ではご紹介したこれらのデータをもとに
広告料金を割り引いてご案内させていただくようにしています。
今後もできるだけこういったデータについては
積極的にご紹介していきたいと思います。
広告をお考えで、気になる点・不安な点などがありましたら
お気軽にご連絡ください。
それではまた。