新型コロナウイルスに対する配車アプリ会社の取り組み
新型コロナウイルスに対する配車アプリ会社の取り組み
緊急事態宣言が発令され、約10日が経過しました。
日毎に報道される感染者数は増え、外出自粛等による生活環境の変化から、不安な日が続いているかと思います。
最近のブログでも、新型コロナウイルスにおけるタクシー業界の変化を取り上げてきました。
今回は、この状況下でのタクシー配車アプリを提供する会社が、アプリのユーザーではなく、
配車アプリに登録しているタクシー事業者に向けてどのような動きをしているかに注目していきます。
日本の配車アプリ会社の取り組み
タクシー事業者に向けた、日本の配車アプリ会社の取り組みを紹介します。
DiDi
提携する550社以上の事業者と個人タクシードライバーへマスクを配布。全配布枚数は10万枚。
※DiDi公式HP
https://didimobility.co.jp/info/202003241061/
S.ride
加盟事業者への感染拡大防止対策の推進、対策に関する動画を制作し、ネットで配信。
※S.ride公式HP
https://www.sride.jp/jp/list/20200413/
各社とも、安心してタクシーに乗車してもらえるようにと対策を試みています。
また、S.rideはもともとIT会社ではなく、複数の大手タクシー事業者の組織が作ったアプリのため、
タクシー会社自体の取り組みを強く押し出しています。
では、海外の様子をみてみましょう。
海外の配車アプリ会社の取り組み
配車アプリにドライバーとして登録している人々への取り組みを紹介します。
グラブ(※シンガポール系 バイクタクシー)
・登録している運転手への現金支給
・バイクレンタル料金の値引き
ゴジェック(※インドネシア系 バイクタクシー)
・医療や物資の生活支援
・飲食店で使えるクーポンを配布
※日経新聞より参照
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58102130V10C20A4FFJ000/
主に東南アジア圏のバイクタクシーを例にあげました。
バイクタクシーは人の送迎だけでなく、宅配等、今後広く需要があり、
アプリ会社が囲い込むように手厚いサポートを行っています。
また、アプリ会社と国との関係もあり、雇用を守らなければならない事情も背景にあるようです。
最後に
新型コロナウイルスの終息はまだ見えませんが、各地で様々な取り組みが行われています。
お互い助け合いながら、出来るだけ早くこの事態が終息に向かうことを願って、頑張りましょう!