初乗運賃改定で気軽にタクシーが利用できるように

初乗運賃改定で気軽にタクシーが利用できるように

去る2020年2月、首都圏の一部地区において運賃改定が行われました。
その結果、ワンコインで初乗りできるエリアが増えることとなり、短距離でもタクシーを気軽に利用しやすくなりました。

運賃改定が行われたのは

・東京都多摩地区
・神奈川県京浜地区
・相模・鎌倉地区
・埼玉県A地区
・埼玉県B地区
・千葉県A地区
・千葉県B地区

の7地区です。

運賃改定の詳細

タクシー運賃

多摩地区、京浜地区、相模・鎌倉地区では初乗運賃が1.2kmあたり500円となり、
ほか埼玉県A地区でも1.23kmあたり500円、
千葉県A地区・B地区も1.27kmあたり500円となりました。
埼玉県B地区は1.47kmあたり620円となりました。

ワンコインでは乗ることはできませんが、改正前はすべての地区で2kmあたり740円だったので、
以前と比較すると短距離の移動はタクシーを利用しやすくなりましたね。

加算運賃の改定

メーターの画像

加算運賃は距離が短縮されるうえに運賃も10円値上げとなりました。

東京都多摩地区を例にみると、これまでの加算運賃は271mあたり90円でしたが、
現在は257mあたり100円かかることになります。

乗車距離が長くなればなるほど、これまでより料金がかさんでしまいますが、
これはタクシードライバーの労働条件を改善するためとされています。

最後に

タクシーを利用する人の画像

現在、新型コロナウイルスが猛威を振るい、外出することもなかなか難しくなっています。
ですが、いつかこの事態が収束し自由に外へ出られるようになったら、
ぜひ、タクシー業界を助けると思ってタクシーを利用していただければと思います。