あなたにも撮影出来る広告素材-1

2020年4月1日

あなたにも撮影出来る広告素材-1

前回は簡単な動画作成を掲載しましたが、今回は静止画です。

当社のタクシー広告であれば小さい物はリーフレットやステッカー、大きな物はラッピングなどがあります。
デジタルの波が激しいですが、当初は全面デジタルの方向性だった山手線の中吊りが紙で残ったように、
まだまだ紙媒体の需要も沢山あります。広告を出したいけど載せる写真がない…。撮るだけなら動画作成より簡単です。

写真をとるカメラはスマホが手軽

スマホで写真を撮っている画像

タクシーのリーフレット広告のような小さな印刷物であればスマホのカメラでも充分綺麗に印刷されます。
スマホのカメラでも1200万画素程あるので、少し前のコンパクトデジカメや下手したら
一眼レフより性能が良いかもしれません。

スマホのレンズは比較的明るい広角レンズが装着されているので、
被写体に物凄く近づけば背景が少しボケると思います。またiPhoneに搭載されている
ポートレートモードなら、距離が離れていても疑似的に背景がボケて見栄えが良いです。

しかし、タクシーのラッピングや駅のポスターのように大きな印刷物だとスマホの画質では物足りないかもしれません。

スマホではないカメラを使う場合

カメラの画像

これをご覧の人でカメラをお持ちの方、最初は難しいですが、是非マニュアルで撮影を試して下さい。
マニュアルにすると全ての設定を自分で操作しなくてはなりません。

基本の3つは、F値、シャッタースピード(SS)、ISO自分で設定しましょう。

まずはF値

この数値が低いと背景がボケやすいですが、レンズの性能によってはあまり数値を下げられないことも。
くっきりシャープに写すときはF値をあげましょう。風景などを撮影する時はシャープに写さなければならないのでF8とかF11に設定します。

次にシャッタースピード(SS)

ここの設定を間違えると真っ暗な写真になったり、真っ白になってしまいます。
液晶画面にある程度の仕上がりが反映される場合は、その画面を見ながら調整するとやり易いです。

昼間や明るい場所ならいいのですが、少し暗い場所でSSを長くしないと明るくならない時は三脚で固定しなければいけません。
0.5秒とかでももう長いほうです。

でも三脚を持ってない時は?ここでISO。

普段ISOは100固定で大丈夫ですが、SSを短くしなければいけないけど明るさが足らない時はISOの数値をあげましょう。
そうするとどんどん液晶画面が明るくなります。液晶画面に反映されないカメラでも撮影後のプレビューで明るくなっているのが分かると思います。

しかし、この機能は諸刃の剣で、上げ過ぎると画質が悪化します。どの数値で悪化するかはカメラの性能によります。
カメラの液晶画面やスマホに転送して確認しても、大きなPCで見るとガッカリしてしまうかもしれません。

長くなってしまったので続きは次回に。

タクシー標識の画像