タクシー業界でもコロナウイルス対策がすすむ
タクシー業界でもコロナウイルス対策がすすむ
新型コロナウイルスの影響によって各業界が大きな打撃を受けています。
タクシー業界も例外ではありません。
緊急事態宣言が発令されて多くの人が外出を自粛するようになったいま、
タクシーの利用率が下がってきています。
このような状況下で、タクシー業界は現在、どんな取り組みを行っているのでしょうか。
今回は下記の二つの取り組みを見ていきます。
・新型コロナウイルス感染防止対策
・フードデリバリーサービス
新型コロナウイルス感染防止対策
コロナウイルス感染防止策として、運転席・助手席と後部座席との間に
ビニールカーテンを設置し、飛沫感染を防ぐ取り組みを行っています。
ビニールカーテンで人と人の間を仕切る光景はスーパーやコンビニなどでも
多く見かけるようになりましたね。
東京都では、都内で事業を営む法人・個人タクシー(ハイヤー含む)事業者に対して、
この飛沫感染防止策を行うにあたって、かかる費用を一部補助する支援を打ち出しています。
他にもドライバーが出社した際の検温や乗車中のマスク着用、
乗客が降りた後の車内消毒を徹底するなど、タクシーを安心・安全に利用できるよう、
各タクシー会社さんも様々な取り組みを行っています。
外に出たくないけれども、どうしても外出しなければならなくなったとき、
移動手段の一つとしてタクシーも候補に入れてみてください。
フードデリバリーサービス
国土交通省は期間限定の特例措置として、タクシー事業者が料理の宅配を行えるよう、
規則の緩和を行いました。この特例措置によって、
日本交通は都内で初めてフードデリバリーのサービスを開始しました。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000053767.html)
タクシー業界にとっては需要の落ち込みを補うかたちに、また宅配サービス業界もデリバリーのニーズが高まっており、
お互いに需要と供給が一致したサービスとなっています。
この特例措置は5月13日(水)までとなりますので、GW中はタクシーでのデリバリーサービスを利用してみるのもよいかと思います。
コロナウイルスによって世の中全体で苦しい状況が続いていますが、
こんなときだからこそできること・できるようになったことに目を向けて、この状況を乗り切っていきましょう。