タクシー会社に話を聞いてみた~その1~

タクシー会社に話を聞いてみた~その1~

タクシーに乗ったことがある方は大勢いらっしゃるかと思いますが、
運転手さんのいるタクシーが駐車している営業所に行かれたことのある方は少ないのではないでしょうか?

タクシーを利用する人の画像

弊社はタクシー広告という商材を扱っていますから、
日々様々なタクシー会社さんに訪問しています。

乗務員さんはもちろんのこと、その会社の社長さんや営業所長にまでお話を伺うことがあります。
そこで感じるのは、同じ会社でも営業所によって雰囲気が違ってくるということ。

それは、営業所の見た目や雰囲気・ドライバーさんたちの働き方まで。
違いや面白さを知っていただければ幸いです。

今回は大田区のとあるタクシー会社の所長さんのインタビューをまとめてみました。

所長さんインタビュー(営業所の雰囲気について)

(現在の)営業所の雰囲気を一言でいうと、
明るい。
それにつきます。

乗務員さんは約90名在籍していますが、とにかく居心地がいい営業所です。
みんな辞めない。

私の方針は「挨拶ではじまって挨拶でおわる。」です。
乗務員さんには必ず挨拶と会釈をするようにしています。
タクシードライバーは運転中独りなので、営業所を居心地の良い場所にしたいと思っています。

当初は雰囲気がよくなかった

私がこの営業所に所長として入ってきた当時は、とても居心地が悪かった。
陰気な感じで、挨拶も少ないし、会話も少ない。
普通なら営業所は賑やかなものです。
その日の仕事を終えたドライバーさんが「今日は何があった」
「どこで稼げた」など会話をしているのが普通の光景です。

こりゃまずいと思いました。
営業所自体をどうにかしなければと。

改善へ動く

まずはできるところから。
声かけを大事にしていこうと思いました。
休憩室や喫煙所に乗務員さんが居たら話しかけるように。
そうすると、だんだんと営業所の要望を言ってきてくれるようになります。

その要望を聞いて、出来ることはやって、出来ないことはうやむやにせず出来ないと説明する。
そのやり取りで信頼関係を築いていきました。

今ではとても居心地が良いと感じています。
乗務員さんの紹介で入社する方も多くなりました。

そして1番いいのは事故が減ったこと。
3分の1にまで減りました。
居心地の良い営業所になると、それぞれ責任感が強くなってきます。

「事故を起こしたら迷惑がかかるから気を付けないと」
と考えて、無茶な運転をしなくなります。

明るく送り出して明るく迎える営業所を継続していきたいですね。

タクシードライバー未経験者への対応

タクシードライバー未経験者に対して心がけていること
未経験者には教え方が大事です。
営業所に帰ってきたときにこちらから声をかけて聞きます。

今日何があったか。

解からない事や困っていることがあればアドバイスしていきます。
また、お客さんに怒られたりして落ち込んでいる場合には、
その日のうちに気持ちを解消できるよう話をします。

翌日に持ちこさせない事が大事です。
気持ちがそっちの方向に引きずられてしまうと事故も起きやすくなります。

タクシーの売上は先輩後輩の関係がないです。
初心者でも努力をすれば良い売り上げになります。

未経験の方は心配せずチャレンジしてください。

最後に

紙飛行機の画像

いかがでしたでしょうか?
タクシードライバーを目指している方の参考になれば幸いです。