ニーズに応えるタクシー ~ 乗合タクシー ~
ニーズに応えるタクシー ~ 乗合タクシー ~
一言で「タクシー」と言っても様々なサービスがあり、
利用者のニーズに合わせたタクシーが存在している事はご存知でしょうか?
今回は「乗合タクシー」について書いてみようと思います。
乗合タクシーとはどんなタクシーなのでしょうか?
乗合タクシーとは
ワゴンタイプや一般車両を使った乗合型の公共交通のことです。
不特定の乗客を輸送する公共交通だという事は変わりませんが、
バスよりも小型の車両が利用されているものを指します。
地域住民の生活の足として利用されることが多いようです。
乗合タクシーの運行形態
【路線定期型】
運行日・運行時刻・路線・停留所を定めて運行するものです。
区間内フリー乗降制(路線上の任意の位置で乗降できる制度)を採用しているところもあります。
過疎地域において、バス路線が廃止になってしまった代替として主に利用されています。
【デマンド型】
路線及び運行時刻は定めず、事前予約(デマンド)による、
利用者の要望に応じてドアー・ツー・ドア等で運行されます。
また、下記のように目的に特化したものもあります。
【空港型】
空港と周辺市町村を結ぶものです。
あらかじめ指定している地域から空港へ向かう利用者を集約し、空港に向かいます。
【福祉型】
自家用車を利用できない、移動が困難な高齢者などの通院や外出の支援に対応しています。
【団地型】
住宅団地と駅などを結ぶものです。
鉄道やバスの運行時間外である深夜・早朝に運行するものもあります。
路線定期型でも触れましたが、人口希薄地域において、鉄道やバス路線がなくなってしまった
(元々少ない、もしくは存在しない)場所の定期バス代わりの運行などが多いようです。
小型バスでも供給過多になってしまうような輸送量が見込めない場所でも、
少人数に対応できる点、また、道路が狭いような場所でも乗り入れが可能な点が特徴(利点)として挙げられています。
そのほか、高齢者や子育て中の方の外出支援を目的として、鉄道や路線バスを補完する形での地域密着型、
小規模な生活交通支援のための導入が増えてきています。
利用者のニーズに合わせたサービス
現在新型コロナウイルスの影響により、タクシーのサービスも変わりつつあります。
人ではなく物を運ぶサービスを目にする機会が増えましたが、
乗合タクシーのように利用者のニーズに合わせた運行方法も、これから先増えていくかもしれません。
各地域のタクシー協会も、自治体と協力して乗合タクシーの導入等についての提案、取り組みを行っています。
広告について
乗合タクシーは前述の通り、地域に特化した生活交通での利用が多いです。
東京23区ではタクシーの利用はビジネスが多いですが、それ以外だと通院や買い物など生活での利用も多くなります。
そういった場所では特に、地域に根差すクリニックや葬儀場などの広告掲出がとても多いです。
営業部員に聞いてみると、地元のお客様に安心感を抱いてもらう、有名だという印象を与える目的で広告を出すパターンもある、
とのことで、確かに地域単位(一営業所、タクシーの台数数十台単位)での掲出が目立ちます。
弊社は残念ながら乗合タクシーとの提携はございませんが、地域に特化した広告掲出も可能です。
是非ご相談いただければと思います。
最後に
調べてみると、利用者のニーズに合わせてタクシーが行うサービスは増えて来ています。
高齢者が増えていく中で、乗合タクシーのような需要も増えていくかもしれません。
一利用者として、タクシーが便利になっていくのはとてもありがたいことです!
これからも素敵なサービスがあればご紹介できればと思います。
また、タクシーの
サービスに関しては、過去にもブログの記事がございます。
興味がありましたら是非、ご覧ください。
それでは、閲覧いただき有難うございました!